名入れ刺しゅうと文字刺しゅうの違い?!-スクラブ加工豆知識コラム

名入れ刺しゅうと文字刺しゅうの違い?!

刺しゅう加工の種別

スクラブへの刺しゅう加工の種別においては、主に以下のような種類がありますが

1、名入れ刺しゅう(ネーム刺しゅう)
2、文字刺しゅう(デザイン刺しゅう)
3、ロゴ刺しゅう(デザイン刺しゅう・マーク刺しゅう)

これらの加工種別においては、具体的にどのような違いがあるかを見ていきましょう!

 

名入れ刺しゅう(ネーム刺しゅう)

名入れ刺しゅうとは、その名のとおりスクラブや白衣に胸や袖口に、名前の刺しゅうを入れる加工で、ショップによって多少言い方が異なる場合がありますが、概ね名入れ加工やネーム刺しゅうといった言い方をします。

スクラブ以外でもワイシャツやスーツの裏地などに名前を入れたりと、名入れ刺しゅうは広く一般的に認識されており、名入れ刺しゅう加工に対応しているショップも少なくありません。名前の入れ方については、漢字で入れることもできますし、ローマ字で入れることも可能です。

基本的に名前の刺しゅうを入れる加工なので、刺しゅうのサイズや文字数などの制限があり、使用できるフォント種もショップにより多少の違いはありますが、概ね5種類程度のフォントから選択して注文する形が多いです。

注文時に必要となる情報は、実際に刺しゅうを入れたい人の名前のみで、デザインデータなどの入稿は基本不要です。

 

文字刺しゅう(デザイン刺しゅう)

文字刺しゅうは、オリジナルで作成したデザインや病院名などをスクラブや白衣に刺しゅうする加工方法で、加工する場所やサイズなどを問わない一方、イラストレーター(aiファイル)などのデザインデータの入稿が必要となります。ネーム刺しゅうが人の名前等に限定しているのに対して、文字刺しゅうはあくまでオリジナルデザインの刺しゅうを施す加工になります。

名入れ刺しゅうにおいては、加工場所やサイズ、フォント種などに限りがありましたが、文字刺しゅうは基本的に自らで入稿データを用意する形となりますので、文字データについてはアウトライン化さえしてあれば、フォント種別においても制限がありません。また、文字の大きさはもちろん、デザイン全体のサイズについても刺しゅうを入れる箇所ごとに指定されたサイズの範囲内であれば、自由に設定することができます。

具体的には、背中への加工だったら「○cm×○cm」の範囲内とか、袖口だったら「○cm×○cm」までという具合です。特に加工範囲の広い背中への刺しゅうは、加工できるショップが限られておりますが、当サイト厳選のスクラブショップならいずれも対応可能です。

 

ロゴ刺しゅう(デザイン刺しゅう・マーク刺しゅう)

ロゴ刺しゅうとは、病院・クリニックロゴやオリジナルでデザインしたロゴを刺しゅうする加工種別で、主に胸や袖口に加工を施すことが多い人気の刺しゅう加工です。もちろん、ロゴデータについては入稿が必要となりますので、ショップそれぞれで指定されているaiデータやpsdデータを用意する必要があります。

上記でご紹介した文字刺しゅうと同様、ロゴ刺しゅうもデザイン刺しゅうというオリジナルのデザインを刺しゅうする加工種別となりますので、ショップごとで呼び名は異なるかもしれませんが、基本的にはデザインの大きさや文字のフォントなどもアウトライン化しておけば制限はありません。もちろん、文字刺しゅうとロゴ刺しゅうを組み合わせれば、1つのロゴ刺しゅうとして扱うことも可能です。

ただし、オリジナルデザインのロゴについては、比較的シンプルなデザインもあれば、複雑で細かなデザインのものもありますが、あまり細かすぎるデザインは刺しゅうに不向きの場合もあります。加工したいデザインが刺しゅうで忠実に再現できるかどうかは、ショップでないと判断できないため、ロゴ自体が細かいデザインの場合は、事前にショップに相談しておくと良いでしょう。

いかがでしたでしょうか?

刺しゅう加工を施す際の主な刺しゅう種別をご紹介しましたが、ショップによって呼び方が異なる場合がありますので、事前にショップに見積もりを取るか直接相談して、しっかりと対応してくれるショップを選ぶようにしましょう。

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